間違えると怒られる。
間違えるとカッコ悪い。
失敗は恥ずかしい。
失敗するくらいなら、何もしないほうが良いよね。
ちょっと斜に構えて、クールに興味がなさそうなそぶりを見せている。
そして結局動かない、動けない。
そんなあなたに伝えたい。
挑戦しなければ、失敗はないと思っていませんか?
こんなふうに考えてみませんか?
挑戦し続ける限り、失敗はないと。
つまり失敗は挑戦を諦めた時に初めて失敗になるのです。
そんなふうにマインドを整えるコツをお伝えします。
製薬企業医師のヒロスケです。
今回は「失敗するのが怖い人の対処法」です。
失敗するのが怖いと感じる人の特徴はいくつかあります。
もっとも多いのは、自意識過剰タイプ。
人に出来ないことを悟られたくない。
本当はできないかもしれないのに、出来るふりをしていたい
そんな自意識過剰なタイプの人の心理には、出来ないことを否定されたり、怒られたり、そんな苦い過去があります。
私は、特に過去の苦い思い出と対峙してほしいとは思いません。
苦い思い出に対峙すると、苦い思い出が顕在化して、引き寄せの法則が生じて、さらに失敗を繰り返す可能性があるからです。
もっと楽しく、簡単に挑戦できるようになるマインドを鍛えるエクササイズを紹介します。
勉強で間違えることを極端に恐れるとカンニングなどに走ってしまいがち。
親や教師にテストで間違えた問題ばかりを指摘され、怒られた記憶が強い子にありがちなこと。
親はカンニングをした子供の気持ちが分かりません。
子供は親に怒られたくないからカンニングしたのに。
今更あなたの親を変えようと努力することはお勧めしません。
他人を変えるより、自分を変えましょう。
カンニングは確かに悪いことです。
大切なのは、間違った問題の捉え方を変えること。
あなたはテストで間違った時にどのように感じていますか?
私は受験生のころ、間違った問題を出した試験出題者を褒めてました。
俺に解けない問題を出すとはやるな!
考えてみてください。
数千円の受験料を払って受けた模試が100点だったとします。
あなたはその試験で何を得ましたか?
100点のテストからは学ぶものはなかったということです。
むしろ分からない問題をたくさん出してくれたほうが、学ぶチャンスが増えます。
だからテストの点が悪くとも良いんです。
次に同じ問題に出会った時に「ニヤッ」と笑って正解に導けばよいのです。
医療従事者が一か八かの挑戦をしてはいけません。
そんな医療従事者は嫌ですよね。
だからありとあらゆるマニュアルが存在します。
それはなぜか?
患者が死んだら、元には戻らないから。
では、医療以外の仕事ではいかがですか?
もちろん生き死に関わっている仕事もあると思います。
あなたの仕事はどうでしょう?
あなたの失敗で、あなたの命は無くなりますか?
あなたの失敗で、他の誰かが死にますか?
失敗による損害という面はあるでしょう。
しかし、挑戦がないところに収益はないはずです。
つまり挑戦しない限り、あなたは何も得られません。
何かを得るためには、少なからず挑戦は必要です。
挑戦の大きさが得られる報酬の多寡に関係していると言っても良いでしょう。
成功のためには命を懸ける必要があるとは言っていません。
掛けるものには、時間、お金などもあります。
時間をかけて挑戦するための知識を学び、身につける。
お金をかけて挑戦するために必要な知識を身につける。
あなたが挑戦に躊躇するのは、準備が足りないのではないですか?
準備のためには、時間もしくはお金が必要でしょう。
イヤ、私は準備に怠りはない。
それでもいざという時にはしり込みをしてしまう
そんなあなたに足りないのは、自信ということになります。
私は何でもかんでも自信を持てばよいとは思いません。
しかし、準備が十分だと思えるなら、あなたは既に自信を持っているはずです。
これ以上の準備はできないと自分で分かっているのです。
それでも失敗が怖いですか?
準備が無駄になるから?
結果に如何に関わらず、無駄になる準備などありません。
あなたが行動を起こすために行った準備とその経験は絶対にあなたの財産になります。
結果が失敗と思えるものであったとしても、そこで学んだ内容を活かして次に進めばよいのです。
いわゆるPDCAサイクルと呼ばれる作業がこれにあたります。
PDCAサイクルは失敗が前提です。
失敗から学ぶことを前提としています。
参考:プロジェクトの振り返りに使える手法と必要なマインドセット。
現代のビジネス界においては、準備が整うまで行動を起こさない悠長な時間はありません。
準備をしているうちに、時間の経過とともに新たな問題が生じます。
そういった意味で全ての準備を整えるなど不可能です。
ある程度の準備で見切り発車するしかありません。
そして、発車後に生じたトラブルにはその都度対応する。
こういった対応ができる様になるには、日々自分が成長できると信じることです。
まずは自分の成長を信じることから始めましょう。
自分の成長を信じる言葉に
「私はあらゆる面でますます良くなっている」
という言葉を自分に投げかける自己暗示法を言うものがあります。
多くの成功哲学で記載されている自分に自信をもつためのメソッド。
多くの催眠療法の基礎となっているメソッド
それが「エミールクーエの自己暗示」です。
間違えるのが怖い
失敗が怖い
そんな悩みをお持ちのあなたにお勧めしたい「エミールクーエの自己暗示」。
まずご一読ください。