無欲は怠惰の基である。/渋沢栄一
言わんとすることは分かりますよね。
何かを欲する、欲を持たないと行動が伴いません。
この場合の欲は、欲望と読むと躊躇するかもしれませんが、意欲と読むとすんなりと飲み込めます。
欲の全くない人はいないとは思います。
マズローの5大欲求などを学べば分かると思います。
人は生まれながらに、また生きていくためには欲求が伴います。
では、欲がないと思われる人はどういった人なんでしょう?
欲がない人の大半は意欲がない、意欲が湧かない人なのではないでしょうか。
こんにちは。
製薬企業医師のヒロスケです。
今回は「意欲が湧かない人へのメッセージ」です。
人からは欲がないと言われる人の大半は意欲がない人とも捉えられます。
意欲が湧かない理由は何でしょうか?
人によって様々な理由があると思います。
ただ共通しているのが、他人からの目を気にしている、という点です。
意欲的に行動できる人は、基本的には人の目を気にしていない人が大半です。
自分がしたいから行動をしています。
自分で選んだ選択なので、失敗しても後悔しません。
意欲的な人は人からの評価よりも、自分自身に後悔がないように行動選択をしているのです。
まず自分に正直になりましょう。
あなたが本当にしたいことは何ですか?
本当にしたいことに、他人からの評価は必要ですか?
本来自分が本当にしたいことなら、他人からの評価は必要ないはずです。
他人からの評価がどうしても気になる人が一定数います。
そんなこと気にしなければいいのに
と、アドバイスしてもなかなか納得できないと思います。
納得できない理由は、無意識下にある自己イメージが他人から評価されたもので固定されているからです。
子供の頃の自己イメージ、親から与えられた自己イメージ、学校の先生から与えられた自己イメージ
それらの自己イメージに縛られています。
無意識下にある自己イメージをもっと自分本位のモノに変換しましょう。
そして「やればできる!!」といった自己実現が可能なイメージに変換しましょう。
無意識下にある自己イメージを改善するには、一般にエミールクーエの自己暗示法などがあります。
参考:エミール・クーエの法則で、きっといいことがある!の根拠は?
ただ自己努力では改善できない人もいるのは事実です。
そんな方には催眠療法を応用することをお勧めしています。
催眠療法については以下の記事にまとめています。
ご参考になれば幸いです。
参考:無意識にある自己イメージを改善したい!催眠療法が効くワケ。
あなたが今感じている生きづらさが改善して、
生き生きと生活できるようになることを
心よりお祈りしております。
太田比呂介