先日FMラジオで福山雅治さんの「福のラジオ」の相談コーナーでこんな相談がありました。
「彼女がネガティブ思考で可哀想。何とかしてあげたいけどどうしたらいいですか?」
って相談です。
福山さんのコメントはこうです。
「ネガティブなことを頻回に口にする女性は、ネガティブな自分もまとめて愛してほしいと思ってる。
だからネガティブな言動を注意しても治らない、
私だったら、ネガティブな言動を治して欲しいと注意したうえで、距離を置く。
仮に相談者さんのことが好きなら、治す努力をするでしょう。
しかし、ただネガティブな自分を愛してくれる人を探しているなら、相談者さんの元から消えて、また次のネガティブな自分を愛してくれる人を探すでしょう。」
と、コメントされていました。
私も福山さんの意見に賛成です。
ネガティブな言動する人の大半は、自分の不平不満を受け止めてくれる人を探しています。
多くの人は、始めは不平不満を聞いてあげようとします。
でも、その不平不満がずっと続くと、「不平不満を解消するために、あなたは一体何をしようとしてるの?」と疑問を持つようになります。
不平不満を解消するための行動が伴っていないと判断されると、ただのうざい人と判断され、嫌われます。
不平不満を聞くことは、結構エネルギーが必要です。
そのエネルギーをただ吸い取られるだけで、相手が変わろうとしないならエネルギーの無駄遣いと判断するのは当然だと思います。
あなたが普段から愚痴を言いがちですか?
物事をネガティブな方向で考えがちですか?
ネガティブ思考は人を遠ざけます。
傍にいると疲れる人、うざい人と嫌われる可能性大です。
ネガティブ思考は治すべきです。
早く治さないと、あなたの大好きな人もあなたの傍からいなくなってしますかもしれません。
こんにちは。
製薬企業医師のヒロスケです。
今回は「ネガティブ思考の治し方」です。
ネガティブ思考の人は、いつも最悪の状況を想定してから行動しようとします。
最悪の状態を想定するため、行動することを躊躇します。
最悪の状態を避けるための行動プランを練るため、「私には無理だ」となります。
多くの場合、最悪の状態は結果的にみると避けることができない状態です。
ポジティブな人に限らず、大半の人が、そうなったら仕方ないと判断する状況に該当します。
そういった状況で失敗した場合、多くの人は諦めるという結論に至るのですが、ネガティブ思考の人は諦めるという切り替えができずにずるずると引きずります。
失敗を繰り返すことに恐怖を覚えるため、出来るだけ行動をしない方向に行こうとします。
すると何かを依頼されたり、お勧めされても、「でも」や「だって」から始まる言い訳を言いがちになります。
またできない自分をごまかすためにいつも忙しいふりをしています。
ポジティブ思考の人とネガティブ思考の人を比べると明らかに前者のほうが成功者が多いです。
成功者だからポジティブ思考になれると思っていませんか?
ネガティブ思考の人ほど、成功しているからポジティブ思考なんだと思っています。
違います。
多くの自己啓発本にも書かれていることです。
思考は現実化するのです。
成功を想像できないと成功は訪れません。
ただいきなり成功を想像しろ!!
って言われても難しいですよね。
例えば、私は学生の頃バスケットボールをしていました。
ポイントガードだったので、3Pシュートの練習をしていました。
あまり得意ではなかったですね。
今思うとシュートが入るイメージがなかったと思います。
入るイメージがないシュートが入るわけないんです。
シュートを決める人は、外れた時に不思議な顔をするんです。
なんで入らない?
みたいな。
打つ前からシュートは決まるもんだと信じて打ってるでしょうね。
バスケのシュートは入るイメージできるまで繰り返し繰り返し練習しかないんでしょう。
成功がイメージできるようになれば、ネガティブ思考は改善したことになります。
ネガティブ思考を治せば、成功がイメージできるようになると考えてはいけません。
成功がイメージ出来れば、ネガティブ思考が治るのです。
思考の順序を変換しましょう。
あなたに与えられたタスクのゴールをイメージしてください。
タスクが成功した証拠は何ですか?
どんな仕事もゴールがあるはずです。
ゴールがなければ、作ればいいのです。
こうなったら成功だね
と言えるゴールをイメージしましょう。
ゴールを達成した自分と現状の自分と比較して、足りないスキルや知識があればそのギャップを埋めることに意識しましょう。
あなたがするべきことはギャップを埋めるだけです。
タスクの中途には思いがけないハードルがあるかもしれません。
その時はハードルを越えるべきスキルと知識を埋める努力をするだけです。
あなたのネガティブ思考を改善させるためのステップは二つだけです。
途中に生じるハードルはその都度考えればいいのです。
どうしても行動に移れない人がいます。
こういった人は、深層心理で「自分ができるわけがない」と信じてしまっている人です。
自己イメージの段階であきらめている人です。
こういった人でも何とか改善したいと苦労している人もいます。
ただゴールの設定自体が非常に難関になっており、成功確率が非常に低くなっています。
もしあなたが「どうやっても成功イメージが湧かない。」、「そもそもゴールに現実味がない。」と感じているなら、自己イメージを改善させる作業から始めるべきです。
以下の記事に自己イメージを改善する方法についてまとめています。
参考:無意識にある自己イメージを改善したい!催眠療法が効くワケ。
あなたが今感じている生きづらさが改善して、
生き生きと生活できるようになることを
心よりお祈りしております。
太田比呂介