全ての治療は、無意識下にある自分のイメージを改善させることにあります。
では無意識下に良好な自己イメージを植え付けるとどんな変化が起きてくるのでしょうか?
こんにちは。
製薬企業医師のヒロスケです。
今回は「催眠療法で自己肯定感が向上する過程に感じる変化」です。
人は見たいものだけを見ています。
人は信じたいものだけを信じようとします。
例えば、あなたは車を買おうとしています。
例えばベンツとしましょう。
あなたはベンツを買いたいと思った時から、駐車場でも、街でもベンツが気になります。
さまざまベンツが目に入ります。
Aクラス、Bクラス、Cクラス、Eクラス・・・・
黒、白、赤
これまでもベンツは街中を走っていたはずです。
しかし購入を決めた途端に一日に何度もベンツを意識するようになります。
人は意識せずに目に入ってくる内容は記憶に残りません。
つまり見ていないと同じです。
意識して初めて「見ている」状況になります。
この事実と無意識下の自己肯定感には関係があります。
自己肯定感の低い人は、物事のポジティブな側面に意識を向けることができません。
なぜなら失敗を当たり前のものとして受け入れてしまうからです。
失敗を単なる失敗として受け入れてしまうと、意識は次のチャンスや学びを探そうとはしません。
次のチャンスや学びを見つけるには、それを意識していないと見つけることは不可能です。
だから自己肯定感を低い人は、すぐに諦めるか始めから挑戦しません。
では、無意識下に自己肯定感が向上し始めるとどうでしょう?
成功に向けてのイメージが無意識に芽生えると、失敗しても学ぶ姿勢を忘れません。
成功への種を探すことを無意識下に実行するようになります。
成功すると信じているから、成功するための種を探すことを当たり前の様に行動します。
そこに諦めるという選択肢はないのです。
外来の患者さんや部下の自己肯定感が向上し始めると感じることがあります。
まず物事を多面的に見つめることができる様になります。
自分が置かれている状況を冷静に、客観的に見つめることができる様になります。
一つの事象でも角度を変えると評価が変わり、自分に起きた好ましくない事象でも悲観的にはなりません。
同じ失敗を繰り返さなくなります。
人によってそのスピードは異なりますが、第3者的な立場で見ても成長していると見て取れます。
自分を客観的に見つめれるようになると、人からのアドバイスを素直に受け取ります。
謙虚な姿勢を自然と取れるようになります。
すると成長のスピードが増します。
こうなると部下は上司の上司にまで評価を受けるようになり、昇進の道が開かれます。
こうなると生活習慣病の患者さんは自分で自分の生活習慣を正し、勝手に病状が改善します。
こうなると勝手に自己肯定感はどんどん向上していきます。
私の元から卒業していく部下、卒業していく患者さんを見ることはこの上ない幸せです。
自己肯定感が低い方は、物事の悪い面にだけ目が向かっています。
自分が失敗するイメージしかないので、失敗することを諦める情報だけを探しているからです。
しかし、催眠療法によって繰り返しポジティブなメッセージを無意識に送り込むと、少しずつ自分の可能性を信じれるようになります。
絶えず応援されているイメージです。
もうちょっと頑張ろう
なぜ失敗したのか考えてみよう
次はもっとうまくやれるかもしれない
いや次はきっと成功する
そんなふうに気持ちが変化していきます。
始めはほんのわずかな変化かもしれません。
でもその変化は、未来の大きな変化に繋がります。
だって絶えず成長する種と無意識という肥沃な土壌を手に入れたのですから。
あなたの悩みは自己肯定感の向上により解決の一歩を踏み出すことができます。
最初の一歩は小さなものでも、一旦身につけた自己肯定感はあなたの背中を押し続けてくれます。
どうか幸せな生活を手に入れてください。
あなたが幸せになることを応援しています。
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自分が変われたと感じたら、出来たらブログの記事に
「変われました。」
と、一言メッセージをください。
そのメッセージが何よりの私のモチベーションに変わります。
太田比呂介