なんか先輩の機嫌が悪い。
なんであんなにイライラしてるんだ?
なにか俺って失敗したっけ・・・。
あのことかな・・・?
このことかな・・・?
人の機嫌を感じ取って、その原因が自分でないか?と、心配になることってありませんか?
私は幼少のころよくありました。
小学生のころに、いじめられていた時です。
いじめっ子の機嫌ばかり気にしていたような気がします。
こんにちは。
製薬企業医師のヒロスケです。
今日は「人の機嫌が気になってしまう方へのメッセージ」です。
他人が機嫌が気になる人の特徴
他人の機嫌が気になる人は、繊細な方が多いです。
外部からの刺激に非常に敏感であるため、他人の感情にも反応してしまいます。
他人の感情に敏感であるということは、非常に共感力が強いとも言えます。
小説や映画などで感情移入をしやすい人はこういった性格を持ち合わせています。
様々な人の感情に一日中左右されることになるため、一日の終わりには疲労困憊となっています。
他人が機嫌を悪くする理由
他人の機嫌の善し悪しはあなたの責任ではありません。
あなたが直接的、間接的に関係していたとしてもです。
例えば仕事でのミスをカバーしてもらったとします。
ある人は、機嫌を損なうことなくカバーしてくれるでしょう。
ある人は、余計な仕事が増えたと機嫌が悪くなっています。
どちらも仕事でヘルプをしてもらうことには変わりないですよね。
でも機嫌のいい人と悪い人がいます。
この差は、どこから来ると思いますか?
相手の機嫌が悪い理由を理解するとあなたが気分を害する必要が無くなります。
あなたへの期待の裏返し
あなたがなした結果が、予想の範疇なのか否か。
問題なく仕事を成し遂げると思っていたにもかかわらず、上手くいかないと先輩がイライラするのは理解できます。
でも、あなたの成果に対しての期待はその人の個人的な問題です。
あなたへの期待が外れたとしても、人によっては予想を外れたことを自分の責任として受け止め、冷静にカバーできる人がいる限り、あなたの結果で機嫌が悪くなるのは人として未熟と言えます。
ただし、約束したことについてはあなたの責任です。
出来ないことは約束しない。
大人の常識です。
自分の仕事が増えたことに対するイラつき
確かにあなたのミスをカバーすることで仕事が増えます。
しかし大半の会社業務はチームで行うべきもので、個人個人が別々のことをしている訳ではありません。
大半の人はこの事実を理解しています。
従って誰かのミスをカバーするのはチームの業務としては当たり前のことと言えます。
しかし、機嫌を損ねる人がいます。
そういった人は、ただ自分が忙しいことをアピールしたいだけの場合が大半です。
自分が頑張っている事実をみんなに知ってもらいたい。
こんなに頑張っているのに、なぜ追加の仕事が生じるのか?
お判りでしょうか?
このイライラはあなたに向かうべきモノではありません。
本来はチームリーダーやマネージャーに向かうべきものです。
あなたが落ち込む必要はありません。
上記はあくまでもミスをしたのが、あなたであると前提で話していますが、ミスをしたのが他人であっても同じです。
いつも人の機嫌に左右される人は、直接間接にも関係していないのに、その人の機嫌に左右されます。
まずは人のイライラはあなたの責任ではないことを理解しましょう。
そして、だれがイライラしていようとも自分がするべき事に目を向けましょう。
するべき事があれば迅速に行う。
するべき事が見つからないのであれば、あなたは全くの部外者であると言い切れます。
他人の機嫌を冷静に見つめることができるようになる。
自分に責任があるか否かを考えることは悪いことではありません。
理由が分からなければ、あなたの責任ではありません。
まずはあなたがするべき事に目を向けましょう。
その上で手伝えることがないかを考えましょう。
「あなたの機嫌が悪い理由は、私には関係ないけど、手伝えることがあったら手伝いますよ」
これこそがあなたに必要なスタンスです。
とはいうものの、やっぱり人の機嫌に左右され疲弊してしまう人がいます。
こういった人は、自己肯定感が低い傾向があります。
自分に関係するか否かの判断に自信がないのです。
何か気づかないうちに機嫌を損ねるような行動を取っているのでは??
と不安に陥るのです。
その不安は、自身の無さのあらわれです。
自己肯定感を改善させましょう。
自己肯定感を高めるのに必要なのは、成功体験です。
子供のうちはちょっとした成功体験でも自己肯定感は高めることが可能です。
ただ大人になると簡単ではないです。
小さな成功体験をたくさん積み重ねる必要があります。
もっと簡単に自己肯定感を高める方法には、自己暗示法というものもあります。
まずは自己暗示法を試してみてください。
自分一人で簡単にできますよ。
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