こんにちは。
製薬企業医師のヒロスケです。
私の専門分野は肺がんです。
今では化学療法の発展により多くの肺がん患者が治療を並行しながらも長い時間を過ごすことができる様になっています。
もちろん不幸にも化学療法が奏功することなく短い治療期間で生涯を終える人もいます。
沢山の患者さんの最後を看取ってきました。
残りの時間を有意義に過ごし、そして後悔の無い人生の幕引きができる様にお手伝いしてきました。
中には、「人生を無駄にした」なんて後悔を口にされた患者さんもいました。
最後の時に後悔を口にする人生は送りたくないですよね。
「いい人生だった!!」
って、口にできたらどんなに誇らしいでしょう。
ワンピースのDrヒルルクの最後の言葉好きなんです。
すいません。ちょっと脱線しましたね。
では、後悔の無い人生ってどんな人生だと思いますか?
お金持ちになる?
幸せな家庭を築く?
人の役に立つ?
色々な答えがあると思います。
ただ私が最も重要なのは「挑戦を諦めないこと」だと思っています。
よく言うところの「やらずに後悔するより、やって後悔する」ってやつです。
挑戦して上手くいかなくとも、必ず何かしらの学びがあります。
しかし挑戦しないと何も学べません。
挑戦とは学びの方法だと思います。
「学ぶ意欲が無くなったら、医師はやめろ」
私の亡き父の言葉です。
生涯学び続けることができたら、きっと後悔の無い人生だったと思えると信じています。
では、挑戦することを諦めないために必要とする意識・マインドとはどんなものでしょう?
挑戦を恐れないマインドを得るためには何が必要なんでしょうか?
私は自己肯定感だと思っています。
自己肯定感を高めると、自分の下した決断に後悔をしなくなります。
「あの時こうしてればな・・・」
「やっぱり止めておけばよかった・・・」
なんて考えは浮かんできません。
決断の内容は、あの時の自分にとってベストであったと、自信を持って言えるからです。
結果が上手くいかなくともです。
そして、今ある自分も未来の自分も自分で決めた結果であると認めることです。
そうでないと、上手くいかなかったときに人に責任を擦り付けることになります。
「お前が言ったから、従ったんだ!」
「お前を信じてこっちに来たのに!」
他人に従ったのも、ついていったのも自分の決断です。
今の現状は自分の責任です。
そうでないと、自分で未来を切り開くことも困難です。
自己責任で行動するから、人は必死に生きていけるのだと思います。
人生を後悔しないためには、自己肯定感を磨いてください。
無意識下にある自己イメージを良好なものにしてください。
挑戦することに躊躇せず、挑戦することにワクワクするようになります。
挑戦に失敗のイメージが付きまとい、成功がイメージできないのは、無意識下の自己イメージが良好ではないことが原因です。
無意識下の自己イメージを改善するには、成功体験を重ねることが効果的です。
でも大人になってから成功体験を積み重ねるのってむつかしいですよね。
成功体験の積み重ねが難しいと感じた人は、自己暗示を利用して下さい。
有名な自己暗示法として、エミール・クーエの自己暗示法をご紹介しておきます。
参考:エミール・クーエの法則で、きっといいことがある!の根拠は?
人生をより良いものにするために、自己肯定感を改善しましょう。
あなたが後悔の無い人生を送れることを応援しております。
太田比呂介
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