八方美人をやめたい!人間関係に疲れる前にやっておきたい行動

ストレス


本記事内には広告・プロモーションが含まれます。

だれからも悪く思われたくない。

職場でも学校でも誰にでもいい顔をしてしまいます。

自分の感情を押し殺して、愛想笑いばかり。

もうみんなにいい顔するのに疲れました。

八方美人をやめたい。

でも、止めると余計に人間関係で疲れるんじゃないかと不安で。

 

そんな相談を受けることがあります。

もちろん、ダイレクトに八方美人をやめたいと相談を受けるばかりではありません。

ストレス性の障害を持った患者さんのお話を聞いているうちに出てくることもあります。

なぜ八方美人は疲れるのか?

それは「無関心である内容に関心がある様に振舞う」から疲れるんです。

 

八方美人の人が疲れる原因の一つに、「無関心なことにも興味があるふりをすること」があります。

別に興味がなければ、同意する必要も否定する必要もありません。

興味のない内容について、相談を受けたり、意見を求められた時の姿勢は

「分からない」

で、良いのです。

冷たいように感じられるかもしれませんが、興味のないことは「分からない」のが普通です。

 

少しでも興味を持てるのであれば、内容を詳しく聴いてみるのも良いでしょう。

大半の場合、内容を聞いてあげるだけでも相手は満足します。

そこに共感や同意は必要のないことが大半です。

 

改めまして、こんにちは。

製薬企業医師のヒロスケです。

今回は「八方美人のやめ方」です。

 

八方美人の治し方

八方美人の人が疲れるポイントはいくつかあります。

  1. 興味の無い事も興味がある様に振舞う
  2. 同意できないことも同意してしまう
  3. 誰にも優しく接しようとする

その他にも細かいことを言えば、もっとあると思います。

最も疲れる点としては、全く興味のない行動を取らざるを得ない心と行動の矛盾にあると思います。

この点を是正しないと八方美人からの疲弊からは脱却できません。

ただいきなり

「あなたの意見には賛成できません」

なんて言えないですよね。

 

だから第一歩は

「あまり興味がないから分からない」

なんです。


よく言うことですが、好きの反対は無関心です。

マザーテレサの言葉ですね。

無関心の内容を興味を持ってるふりをして聞こうとするから疲れるんです。

嫌いな内容の話を聞かされるのと同様にストレスフルな状況なのです。

だから興味の無いものを興味の無いものとして扱うことができれば、あなたの疲れは減少します。

 

相談を受けた時の対応

何か相談を受けたら、一通り聞いたのちに

「で、あなたはどうしたいの?」

って聞き、その結論に対して

「よく分からないけど、それでいいんじゃない?」

で、済ませればいいんです。

 

「分からないから、相談してるんです」

と言われたら、

「だって私も分からない。あなたの方がずっと詳しいように思えましたよ」

と答えればいいんです。

あなたが興味の無い事に真剣に付き合ってあげる必要はありません。

あなたは話を聞くための時間を相手に提供しています。

十分です。

 

同意を求められたら?

あなたに迷惑を掛けられない範囲であれば、

「あなたが後悔しないほうを選ぶことが大切だと思う」

と、それらしくコメントしておけばいいでしょう。

ただあなたに何かしらの影響があるときは駄目ですよ。

拒否するべきは拒否しなくては。

では、その拒否するべき一線はどうやって引けばよいのでしょう?

 

退いてはいけない一線のひき方

八方美人の人は、これまで自分の意見を押し殺してきました。

大した主張をしてきた経験もありません。

その理由は、幼少期の育てられ方が原因であるとも言われます。

そんなあなたが簡単に「退けない一線」を作れるとは思っていません。

 

退けない一線とは?

戦場における最終戦線のような状況ですね。

この一線を越えられるとあなたのアイデンティティーに影響を及ぼすレベルです。

そのアイデンティティーは、会社における立場かもしれません。

もしかしたら、信条信念に関わることかもしれません。

まずはあなたがいる場所のあなた自身のアイデンティティーを確認してください。

例えば、私は会社において医師として患者さんの利益を最優先に考えることを強く求められています。

「これくらいなら」なんて妥協が許されないと感じたら、相手が社長であっても反論することが期待されています(はず)。

だから、私は会社にいるのです。

このアイデンティティーは決して退けません。


あなたはどうですか?

あなたにとって最も大切なものは何ですか?

家族?友人?時間?プライド?

こういったことは、コーチングでも実践しています。

あなたの判断基準を決めてほしいのです。

判断基準が決まれば、後はその基準にぶれない行動を心掛けるだけです。

その基準はあなたのアイデンティティーを守っています。

そのアイデンティティーを損なう人は、あなたにとっては不要な人です。

そのような人に礼儀は不要です。

最大限にさけて、無関心な存在として扱いましょう。

逆にアイデンティティーを損なわない人である限り、利益をもたらす人である可能性があります。

最低限の礼儀は維持して付き合うべき存在と言えます。

 

一線を維持するために必要な行動は?

この一線を維持するためには、自らのアイデンティティーに自信を持たなくてはいけません。

自己肯定感とも言い換えれます。

今の自分に自信を持ち、今のままで大丈夫と言える力。

実は八方美人で悩む人の共通点に、この自己肯定感が損なわれていることが多いと感じます。

自己肯定感が損なわれているから、人の顔色を窺ってしまうのです。

 

人の意見にいつも流されてしまう。

自己主張が苦手な人もいますよね。

私も学生時代はそうでした。

自己主張を上手くできない人のために以下の記事を準備しています。

ぜひ参考にしてください。

 

参考:自己主張が上手くできないからストレスが溜まる。解決方法は?

 

ストレス
hirosukenobusinessをフォローする
ヒロスケ・恋愛・コミュニケーション研究室
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします。
ポジティブ思考があなたを救う!!

コメント

タイトルとURLをコピーしました