勝負事は苦手です。
だってプレッシャーに弱いから。
昔からプレッシャーを感じるとドキドキして、いつもできてることでもできなくなっちゃうんです。
プレッシャーを感じる場面に遭遇すると、あれこれと想像してしまい、体が上手く動かなくなっちゃうんです。
こんにちは。
製薬企業医師のヒロスケです。
今回はプレッシャーに弱い方の特徴を知り、その対策を考えていきたいと思います。
正直私はプレッシャーに弱い方です。
学生の時にバスケットボールをしていたのですが、なんでもないイージーシュートを何度も外した経験があります。
練習ではほぼ100%決めれているにも関わらず。
決めて当然ってシュートを外したときのみっともなさってたまらないです。
野球で、なんでもないフライを落としたこともあります。
もう球技をする年齢でもないので気にはしていませんが、プレッシャーに強い人間だなんて口が裂けても言えません。
プレッシャーに弱い人は頭がいい?
マイアミ大学のシアン・ベイロック博士が面白い実験をしています。
93名の学生を対象にあるプレッシャー下で数学のテストを実施しました。
プレッシャーとは試験中はビデオ撮影を行っているということ。
結果は普段成績の良い人ほど成績が低下していました。
この結果について、心理学者植木理恵氏は
「成績の良い学生ほど、自分の能力を自覚しており、ある程度の成績を残さなくてはならないと自らにプレッシャーをかけたのが原因では?」
と考察しています。
私は、この実験からは「頭がいい」=「プレッシャーに弱い」を証明しているのではありません。
頭が良くて、プレッシャーに強い人もたくさんいます。
プレッシャーに弱い人はあれこれ考えてしまう、というのは共通点でありますよね。
つまり「プレッシャーに弱い人」は頭の回転が速い人なんではないでしょうか?
現実として頭の回転が速い人は頭のいい人が多いので一緒かもしれませんが。
プレッシャーに弱い人がするべき事
プレッシャーに弱い人は自分がプレッシャーに弱いことを知っています。
もちろん私も自覚しています。
プレッシャーに負けないためには練習が一番です。
これだけ練習したんだから
もうこれ以上やるべきことはない
自分をどれだけ信じることができるか?
この一点にかかっているのではないでしょうか?
自分が成功している姿を克明にイメージできるようになれば、プレッシャーを感じることはありません。
繰り返し繰り返し実践することで成功イメージを手に入れるように努力することが重要であることに異論はないと思います。
ただ注意するべきポイントがあります。
自己イメージを作り出す上で重要なのは、プレッシャーに負けない自分を想像してはいけません。
「プレッシャーに負けたくない」とイメージすると、多くの人はプレッシャーに負けたイメージを打ち消すイメージを作ろうとします。
一旦プレッシャーに負けるイメージを想像すると負けたイメージが抜けなくなります。
成功イメージを作ることができない人へ
どうしても成功した自己イメージを作成できない人がいるも事実です。
そもそも自己肯定感が低い方は、どうしてもネガティブな自己イメージを破壊できません。
それは深層心理の奥に自己イメージが存在しているからです。
深層心理の奥底の自己イメージを改善するには、深層心理にに働きかける対処法を採用するべきです。
深層心理にある自己イメージを改善する方法については以下の記事を参考にしてください。
参考:無意識にある自己イメージを改善したい!催眠療法が効くワケ。
あなたが今感じている生きづらさが
改善して、生き生きと生活できるようになることを
心よりお祈りしております。
太田比呂介
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