締め切り、ノルマ、目標達成・・・
どれもこれもプレッシャーに感じて、頭から離れません。
プレッシャーにつぶされまいと頑張ってはいるんです。
でも、不安が強くて眠れなくなることもあるんです。
こんな悩みを持っている方って決して珍しくありません。
こんにちは。
製薬企業医師のヒロスケです。
仕事には目標がつきもの。
私も病院勤めから会社に変わった時には、目標達成の苦労しました。
当時のボスが厳しい方で、プレッシャーもありました。
転職したばかりで、慣れない業務の中でのプレッシャーでしたので、転職を後悔したこともありました。
病院で医者をやっていると、目標なんて設定しません。
日々の業務をひたすらこなすだけです。
目の前の患者さんの治療に集中するだけ。
もちろん学会で発表するとか、論文を書くとかのプレッシャーはありましたが、失敗しても誰にも迷惑はかけないので、対してストレスは感じません。
でも会社にいると、自分が歯車の一つである事を実感しています。
私の業務のクオリティーが、それ以降の業務内容を左右することが分かっているので違いますよね。
他部署からやり直しを要求されたこともありました。
ボスに責を受けたこともありました。
もちろん転職した当初に限らず、今でもプレッシャー・ストレスはあります。
でも当初とは受け取り方が違います。
何が変わってきたのでしょうか?
ちなみにプレッシャーや不安に押しつぶされそうになって眠れない夜はお酒に走ってはいけません。
お酒で一時しのぎになっても、翌朝は倍の不安感にさいなまれます。
うつ病の人にお酒で憂さ晴らしをさせてはいけないのは、医師なら当然の知識です。
お勧めはジョギングや散歩です。
ジョギングや散歩は幸せホルモンのセロトニンの分泌を促します。
また程よい疲れが良い眠りを促してくれます。
参考:セロトニンを増やすには?ツボは?おすすめの効果的な行動は?
プレッシャーが感じる理由は?
プレッシャーとは圧力のことです。
仕事でのプレッシャーとなると、「精神的な圧力」ということになります。
プレッシャーは、自分で作るものと、他者からもたらされるものがあります。
では、自分がつぶれてしまうと感じてしまうプレッシャーはどちらなのでしょうか?
大半の方が、自分がつぶれてしまうようなプレッシャーは他者に起因していると答えます。
もちろん他者から始まっているプレッシャーも含まれますが、自分で作り出したプレッシャーにつぶれている人が大半です。
ちなみに100%他者起因のプレッシャーは、プレッシャーではなくハラスメントです。
不可能な内容の業務指示はパワハラでしょう。
パワハラであれば、あなた一人で対処する問題ではありません。
職場環境の問題ですので、しかるべきところに訴えましょう。
プレッシャーに押しつぶされる人とつぶされない人の違い
大きすぎると感じるプレッシャーの大半は自分自身で設定した目標によるものです。
完璧主義を目指す人、真面目な人などが陥りやすい点です。
自分一人で完璧を目指すと時間も労力も余裕がなくなります。
あなたが一人で頑張っても完璧に仕上げることは困難であるのに、何とか一人で済ませようとしてませんか?
周りの人も忙しそうで相談できない?
大切なのは、その仕事を済ませることであって、あなたが一人で完璧に済ませることではありません。
仕事のプレッシャーに押しつぶされそうになる人の大半は一人で頑張ります。
一人で仕事も悩みも抱え込んでしまいます。
仕事のプレッシャーに押しつぶされそうにない人は、周りの助力を上手く利用します。
あなたは、人に助けてもらうことが恥ずかしいと思っていませんか?
独力で遂行しないと自分の価値が下がると思っていませんか?
プレッシャーに弱い人は、傍から見てるとそんなに不安なら相談してくれればいいのに?って思えるほど相談してくれません。
プレッシャーに弱い人が人に相談できない理由は?
私も転職当初は人に相談できませんでした。
周囲とまだ溶け込んでないからというのもありましたが、出来なくても分からなくても良いことと、悪いことの区別がついてなかったのが一因でした。
分からなくっても当然のことを自分一人で調べて解決しようとしていたのです。
そんなことも知らないの?
って、他人に思われたくない気持ちがあったと思います。
今は自分が知らないことは知らないと言えます。
逆にそれは私が知っておくべきことではないよね?
って、開き直れる場合すらあります。
プレッシャーに弱い人は、人に相談することで自分が無知であると人に知られたくないと持っているのです。
だから一人で解決しようとします。
だから時間が足りなくなります。
聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥
とは、よく言ったものです。
聞く恥を恥としないマインドを持つことが大切です。
今知らなくても、聞いて知ったんだから自分の価値は変わらない。
むしろ聞くことで学んだ自分の価値はあがったんじゃない?
それくらい自分自身の価値を信じれるようになれば、プレッシャーは半減します。
様は聞くことを恥と思わないためには、自分の価値を信じていることが重要なのです。
自分の価値を信じている状態は、自己肯定感が優れていると言い換えれます。
自己肯定感が増すことのメリット
人に助力を求めることに恥を感じません。
すると仕事がうまく回るようになります。
人を上手く利用する能力はマネージャーの資質です。
昇進だって可能です。
むしろ昇進のためにはどうしても必要な資質です。
昇進すればするほど、新しい知識に触れる機会が増えます。
その都度自分で調べていたら、時間が足りません。
教えてもらえば良いのです。
場合によっては知らなくても優秀な他の誰かがやってくれれば良いのです。
自分の価値を疑っていない人は、知らないことに恥を感じていません。
世の中のすべてのことを理解し、記憶することは不可能であり、また必要のない努力です。
あなたがプレッシャーに弱い人間だと思っているなら、まずは自分の価値を信じましょう。
誰かに助けてもらったら、次の機会に助けてあげられる人間になればよいのです。
未来の自分の価値を信じましょう。
「そんなの無理だよ」
「どうせ俺なんか」
なんてネガティブな鎖に縛られている人は以下の記事をご一読ください。
参考:無意識にある自己イメージを改善したい!催眠療法が効くワケ。
あなたは価値ある人間で、世の中の役に立つ人間であると信じることができる様になれます。
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