これまで多くの上司の元で働いてきました。
これまで多くとは言えませんが、複数人の部下が昇進の道をゲットしてきました。
仕事で成功し、出世する人には共通した素養があります。
その素養は一見して態度で分かります。
普段のコミュニケーションでも明らかです。
有能なリーダーになる素質でもあります。
有能なリーダーになるには、経験も知識も必要ですが、ある一定の素質を持っていることが重要です。
その素質とは、ポジティブな姿勢を崩さないこと。
クヨクヨ悩み、前向きに行動がとれない人に仕事を任せるわけにはいきません。
前向きに行動がとれない人にチャレンジングな仕事をお願いすることはありません。
ポジティブに物事を見ることができない人に管理職を任せるわけにはいきません。
結局ポジティブシンキングを兼ね備えている人には積極的に仕事を任せます。
すると自然と出世の道が開かれてきます。
こんにちは。
製薬企業医師のヒロスケです。
今回は「出世するための素養としてのポジティブ思考」です。
有能なリーダーはポジティブ思考
外資系の外国人リーダーの自信の持ちようには驚かされます。
アメリカ人に限らず、フランス人、ドイツ人、イギリス人
多くの国のリーダーと仕事をしてきましたが、彼らは自分の決定に自信を持っています。
結果が伴わなくとも、その時点で自分は最高の決意をしたと信じています。
間違いなく自分の決断を信じ、疑っていません。
もちろん反省もしますが、反省も前向きに捉え、次は成功すると信じています。
だから、決めたことに後悔はしていません。
そんなリーダーと一緒に仕事をしていると、安心感があります。
困ったことがあると相談できる安心感。
決断を後押ししてくれた時の安心感。
皆さんもそんな経験はありませんか?
逆にネガティブなリーダーだとどうでしょう?
自分の決断に疑心暗鬼になり、部下の一挙手一投足を不安感を持って観察しています。
結果が伴わないと部下や他部署に責任があるかのように振舞う。
成果を得た時だけ、目立とうとする。
自分の決断に自信がないから、何も決めれません。
自分に自信がないから、自分を否定されるのを恐れ、責任を他人に押し付けます。
そんな上司の元では働きたくないですよね。
組織が正常であれば、必ず降格される人員です。
ポジティブシンキングと出世の関係
昇進した元部下を見ていると共通点があります。
それは行動力です。
一旦決意すると、行動すること・発言することに躊躇しません。
決意するための時間は経験や知識が関係しますが、そのあとの行動力は経験と知識ではありません。
そういった行動力を持つ部下には、新しい仕事をやらせてみようと思います。
始めはフォローやサポートが必要です。
しかし、決意するまでの過程さえサポートすれば、途中報告さえフォローしておけば、任せても問題ありません。
そういった部下はどんどん新しい経験や知識を吸収します。
すると自然と成果が伴い、出世の道が用意されます。
ポジティブシンキングを持つ人は、きっと何とかなるとラフなゴール設定でも行動に移します。
ネガティブシンキングな人は、ゴールまでの詳細な地図を必要とし、なかなか行動に移しません。
あなたが上司だったら、どちらの部下に仕事を任せたいですか?
私は前者です。
後者の場合には、残念ながら指導に時間がかかるのはご理解いただけると思います。
スピードを求められる業務においては行動力は必須な能力と言えます。
ポジティブシンキングを意識して仕事する方法
上述したようにポジティブシンキングが関わるのは、行動力です。
行動に移すまでの決断には、経験と知識が必要です。
「石橋を叩いて渡る」
と、言いますが、どれだけ叩けば安心か?は、経験ですよね。
でもどんなに叩いても渡れない「石橋を叩いても渡れない」人は一定数います。
そんな人は自分が確認した情報が信じれない人。
つまり、自分を信じていない人ということになります。
これくらい叩けば大丈夫
もしかしたらこれくらいでも大丈夫なんじゃ。
そうやって決断までの経験を積むようになります。
仕事で例えるなら、だんだん準備期間を減らしていくイメージです。
ある程度の準備で行動に移せるようになれば、徐々に決断力が付いてきます。
後は行動に移るのみ。
そして途中途中の障害は、その都度対応する柔軟性を発揮すること。
ネガティブな人ほど、準備に完璧を求めます。
そして大勢に影響のない障害に意識をとられ、前に進めなくなります。
完璧な準備など、ビジネスではありえません。
今あなたに必要なのは、決断力ではなく、行動力です。
行動力を手に入れるには、ポジティブシンキングを手に入れましょう。
ポジティブシンキングを手に入れるには、以下のエクササイズを参考にしてください。
参考
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