自己肯定感の改善があなたの悩みを改善させます。
自己肯定感の改善を目標としたエクササイズにエミール・クーエの自己暗示法をご紹介しましたが、ご一読いただきましたでしょうか?
参考:エミール・クーエの法則で、きっといいことがある!の根拠は?
エミール・クーエの自己暗示法以外にもぜひやっていただきたいエクササイズがあります。
それは「リフレーミング」です。
こんにちは。
製薬企業医師のヒロスケです。
リフレーミングとは?
どのような言葉にも見方を変えると良い面もあれば悪い面もあります。
例えば、「飽きっぽい」という面を悩んでいる人に相談を受けたらあなたはどう答えますか?
「飽きっぽい」という言葉はネガティブな印象がありますよね。
では、「飽きっぽい」という言葉を「好奇心旺盛」と言い換えたらどうでしょう?
次々と興味があることを発見できる能力を有している人、と言い換えるとポジティブですよね。
この良い面を積極的に見ていこうと意識することが、リフレーミングの練習です。
リフレーミングが自己肯定感を改善させるワケ
あなたは自己肯定感を改善させたいと思っています。
つまり何かしらの劣等感を感じています。
その劣等感は何でしょうか?
考えてみましょう。
あなたの劣等感を何かほかの言葉に言い換えてみましょう。
もし自分で言い換えることが難しいのであれば、友人にでも相談しましょう。
あなたの身近な人で非常にポジティブな友人がいれば、言い換えてもらうようにお願いしてみてください。
ポジティブシンキングを身につけている人は、リフレーミングの能力が高い人が多いです。
身近に該当する人がいなければ、ブログのコメント欄に記入していただいても結構です。
私で良ければリフレーミングのお手伝いをさせて頂きます。
あなたが感じている劣等感をポジティブな言葉に言い換えれたら、後はエミール・クーエの自己暗示法を応用しましょう。
劣等感を言葉に出来ない人へ
自分を感じている劣等感を言葉に出来ないことも多々あります。
あなたは何かしらの新たな能力を身につけようとしているとしましょう。
AからEまでの5段階で身につけていく能力が要求されています。
しかし何度練習してもC以降が上手くいきません。
あなたはCとDとEができないことに悩んでいます。
しかし考えてみてください。あなたはAとBはできる様になっています。
出来ないことに目を向けるのではなく、出来るようになったことに目を向けましょう。
自分にかける言葉は
「AとBができる様になった。C以降も継続すればきっとできる」
です。
もしかしたらC以降の技術はもっと細分化したほうが良いかもしれませんね。
C1, C2, D1, D2,E1, E2と言ったようにそれぞれのステップを分けて考えてもいいかもしれません。
この作業はチャンキングと言います。
作業を細分化することで、目標達成の道筋を明確化させるテクニックです。
一つ一つのあがる階段の高さを低くするイメージですね。
出来ないことをできる様にするための考え方もあなたの劣等感を解消させる良い知識です。
リフレーミングの例
いくつか例を挙げておきます。
これ以外にもたくさんありますので、身近な対象でも考えてみてください。
普段付き合いづらいと感じる人の良い面を見る良い機会にもなります。
臆病である | 慎重である |
短気である | 決断力がある |
優柔不断である | 思慮深い |
口下手である | 聞き上手である |
計画性がない | 臨機応変である |
こだわりが強い | 信念がある |
ひがみっぽい | 相手の価値を尊重できる |
汗っかき | 代謝が良い |
太り気味 | 貫禄がある |
八方美人 | 社交的である |
ポジティブシンキングを身につけたい人へ
どうしてもポジティブシンキングが身につかない人は潜在意識から考え方を変更する必要があります。
なぜなら自己イメージがそもそもポジティブなものと捉えられていないからです。
自己イメージを改善するためにエミール・クーエの自己暗示法をご紹介しています。
自己暗示が上手くいきそうにない、上手くいく自信がないという方には、催眠療法をお勧めしております。
催眠療法については以下の記事を参考にして下さい。
参考:無意識にある自己イメージを改善したい!催眠療法が効くワケ。
コメント